インフルエンザと老眼鏡、そして帰る場所

絵本「もりのなか」

絵本や物語の世界でゆったりと自分の時間を過ごしませんか?

kotokoto*cottontail (コトコトコットンテイル) の kasumi (かすみ)です。

 

みなさんいかがお過ごしですか?

私はインフルエンザからやっと復活し、徐々に普通の生活に馴染んできたところです。

 

インフルエンザの隔離生活を通してつくづく感じたのは、どこかへ行きたいと思ったときに自由に行けないことや、会いたいと思った人に会えないこと、やりたいと思ったことができないことなどの不自由の数々。。。

これってこれからどんどん歳を重ねていくと増えてくる不自由と同じだったりするのですよね。

身体の自由がだんだんきかなくなってくると、楽しかったことが苦痛にさえ感じられたりするのかな。今でさえ、以前は美術館のハシゴも1日に3つとか平気だったのが、すぐに足や腰が辛くなったりしますけどね。^^;

 

先日、年初め恒例の三味線の初弾き会へ出かけていく母を、駅まで車で送ってきました。

60歳から習い始めた三味線を、今も変わらず元気に続けている母を誇らしく思いました。

私が母の年齢になったときに、同じように元気に好きなことを続けていられるだろうか、きっと今のままではいけないんだろうなぁ。。。

 

そんなことを考えていたら、ふと「老眼鏡を買おう」と思いました。

100円ショップの間に合わせではなく、ちゃんとしたおしゃれで可愛いのを。

今まで「きっと天気が良くないからだ」とか「今日は目を使い過ぎたから」なんて自分をごまかしながら、見辛さを感じつつ不自由な時間を過ごしていました。でもね、認めたくなくてもきっと老眼のせいなのでしょうね。それを認めず不自由な時間を我慢して過ごすくらいなら、使うのが楽しくなるような可愛い老眼鏡をいつも手元に置いて、快適な毎日を幸せに過ごした方がずっといい、そう思いました。時間は限られていますから。

と、まぁ、それだけのことなんですけどね。。。

 

そして体調が思わしくないと、どうにも気持ちが沈んでしまい、内にこもってしまいがちです。そんなときに限って良くないことが起こったりするのですよね、ホントに。

そんなどうにも気持ちが沈んでどうしようもないとき、頼りになるのが私の場合、やはり絵本でした。

以前、ブログにも書きましたが、私の大好きな絵本の一冊がマリー・ホール・エッツの『もりのなか』です。

絵本「もりのなか」

 

居心地のいい場所

 

そうして安心して帰っていける場所、いつも心からの安心して受け入れてもらえる場所があることって、とても大切で幸せなことだと思います。決して現実逃避とかそんなものではなく、自分と素直に向き合える場所、そんな感じです。

もちろん、幾つになっても(老眼鏡を使う年齢でも!)変わらず温かく迎えてくれる存在、それが私にとっての絵本です。

 

みなさんにはありますか?

そんな居心地のいい場所。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 それではまた。

 

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