会いたい人には会いに行く

ミュシャ

絵本や物語の世界でゆったりと自分の時間を過ごしませんか?

kotokoto*cottontail (コトコトコットンテイル) の kasumi (かすみ)です。

 

もうゴールデンウィークのお休みに入られた方も多いのではないでしょうか。

遠出の旅行中という方もいらっしゃるのでしょうか。

私は少し早めにちょっと遠出してきました。

久しぶりの東京での美術館巡り♪

 

まずは六本木の国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」

ミュシャ展チケット

チケット売り場、並びましたー。同時に開催中の「草間彌生 わが永遠の魂」と売り場が一緒なのでタイヘンでした。ぜひ行かれる方は事前にチケットを購入された方がいいですよ。。。。というか私も並んでいるあいだに買えたなーと今気がつきました。(^_^;)

ちゃんと調べておかなきゃ。急に決めて行くもんだから。。。その日の宿も行きのバスでとって、なんてこと、結構やってます。。。(^_^;)

 

「ミュシャ展」ですが、今回はミュシャといえばというあのアール・ヌーヴォーの作品は一部で、なんとチェコ国外では世界初公開というスラヴ叙事詩、全20作が見どころ。

とにかく大きい!見上げること!首が痛くなりそうなほど、大きな作品がたっぷりでした。

 

展示室のなかで一室だけ美術館にしては珍しく写真撮影OKな部屋がありました。

ミュシャ

とてもすべては入りきらないし、会場も混雑していて一部分しか撮れませんが。。。

描き方は違ってもやっぱりミュシャだなと感じられる、そんな絵の世界にたっぷり浸ってきました。^^

巡回は無いようなので興味を持たれた方はぜひお早めに。

 

↓ チケットもこちらのリンクから事前に購入できます。

「ミュシャ展」

2017/3/8 – 6/5

国立新美術館

 

東京2日目は上野の東京都美術館へ。

「ベラドンナ・アート展」

 

こちらは私が行った日が最終日だったのでもう終わってしまいましたが、また来年をお楽しみに。

”時代を切り拓く女性アーティストによる美術展”

ということで、私も初めて知りましたがプロ・アマ問わずジャンルも幅広い内容でした。

そしてなんといってもイチバンの楽しみは、今回出展されている私の大好きな作家さん、「ボタンウサギと魔法の国 縫々王国」のナカノカナさんに会いに行くこと!

 

出展されている他の作家さんとの出会いや、今後の活動のことなど、たくさんお話しできて、たっぷり元気をもらってきました!

定年後の楽しみで始めた作家活動が新たな生きがいとなって、生き生きとされている女性のお話しなど、うるうるしてしまいました。

私もおばあちゃんになってもずっと楽しく作家活動を続けていけるといいなぁ。イラスト以外にも久しぶりにゆったり油絵も描いてみたいし、羊毛フェルトや、もっといろんな分野の作品も作ってみたい、そんな気持ちでいっぱいになりました。

ソフィちゃん登場

美術館は撮影禁止なので、こちらは前日に「ミュシャ展」の後に行った北青山のgallery DAZZLE で開催していた「ZINE Week」で展示販売されていた、なんとこちらにも同時に参加されていたナカノカナさんの本と一緒に記念写真を撮った、私の大切なボタンウサギのソフィちゃん♪

この本のこのページにソフィちゃんも登場しているのです♪

この可愛いボタンウサギも、その物語も本そのものも、ナカノカナさんが作られています。

“ZINE” (ジン)とは自費出版の同人誌のことなんですね。様々な種類のたくさんの本が並んでいて、とってもワクワクしました。

こちらも撮影は禁止で、すでに終了してしまったので、会場の様子はナカノカナさんのブログで。

 

この作家さんの存在があったから、今も私はなんとか続けていられる、そんな風に心から思える作家さんの一人です。

 

ベラドンナ・アート展

上野はいいですね。簡単に美術館のはしごができてしまう。

目移りしそうなほどたくさん展覧会がありましたが、午後に予定があったのでそのまま東京都美術館でブリューゲルの「バベルの塔」展を観てきました。

東京都美術館

こちらの見どころはやはり24年ぶりに来日のブリューゲルの「バベルの塔」(そのままですが)。個人的にはこれが観られたらいいかな、という感じでした。まだ始まったばかりで会期も長いせいか、それほど混雑もなく、「バベルの塔」の前は「立ち止まらずにお進み下さい」と言われますが、何度もすぐに並び直せる程度でした。そして前日のミュシャの作品の見上げる大きさと違って、びっくりするほど小さかったぁ。逆にそれが大きく見えてしまうくらいの迫力があるのですからやはり傑作と言われるだけありますね!

ひとつの部屋にこの作品1点だけという贅沢な展示の仕方、思い出すのは2012年に同じ東京都美術館で開催された「マウリッツハイス美術館展」にやって来たフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。

初日に行って、ほんとうに万博会場のように大行列でした。

あのときは同じ上野の国立西洋美術館で開催されていた「ベルリン国立美術館展」の「真珠の首飾りの少女」と併せてフェルメールの作品が観られるということで、さらに混雑がすごかったのでしょうね。

 

脱線しましたが、バベルの塔、東京芸大の学生さんが300%に拡大模写した(このあたり記憶は曖昧ですが)というバベルの塔も出口付近の展示されていましたが、こちらは大きくて目に優しく見応えもありましたよ。(^_^;)

 

ゴールデンウィークは混雑するかもしれませんが興味を持たれた方はぜひ。

東京と大阪で開催されます。

バベルの塔

 

 

ブリューゲル「バベルの塔」展

2017/4/18 – 7/2 東京都美術館(東京)

2017/7/18 – 10/15 国立国際美術館(大阪)

 

 

そしてこの日のもうひとつのお楽しみ。

銀座で開催されていた

チャリティイベント「まったりお茶会」に参加して来ました。

 

まったりとお茶しながら美と癒しのセッションを受けられて、しかもそれが地震の被害を受けられた方々の助けにもなるという、とても意義あるものでした。

こういうお茶会に参加すること自体が初めてでしたので、最初はかなり緊張しましたが、とても価値ある有意義な時間を過ごすことができました。

まったりお茶会

私はお二人のブースに参加しました。

 

顔も心もmakeする引き寄せ眉クリエイター 弓田知榮子さん

笑福引き寄せる 灯筆(あかしふで)アート ゆきさん

どちらもFacebookで知って、お会いしてみたいなと思った方です。

なんとも笑顔がステキな弓田さんとお話ししながら眉の描き方を教わりました。絵を描くのと違って、自分の顔に描くのって、案外よくわかってなかったりして。。。

ゆきさんには自信を持って進んで行けるよう香りを調合して頂きました。全部違う文字が書かれたお守り、おみくじのように私が引いた文字は「夢」。どちらも私がこれがいいと伝えたわけではなかったけれど、今の私に必要なものでした。

ほんとうに参加できて、直接お会いできてよかったです。

ものすごく長くなってしまいましたが、本当につくづく思うのは、会いたい人には会いに行くこと、会いたい作品には(画集もいいけれど)直接会いに行くこと、それがとっても大切なことだということ。どんなに便利になってネットで検索したら何でもすぐに情報は出てくるけれど、やっぱりリアルに会いに行くことがイチバンだと思います。

今回の内容と少し重なりますが、ずっと以前にもブログに書いたことがあるので、ぜひこちらも読んでみて下さいね。

絵を見ること、そこへ会いにゆくこと

 

ここに書いた詩人の長田弘さんも、絵本作家のディック・ブルーナさんも、もう亡くなってしまったんですよね。

私自身だっていつ最期を迎えるかわかりませんし、そう思うと後悔のない生き方をしていきたいな、そんなことを感じた東京2日間の旅でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 それではまた。

 

***

 

ただいまネットショップの準備中。 もうしばらくお待ち下さいね。

ゴールデンウィーク開けか、5月中旬にはオープンできるといいな。

 

今、イチバン更新しているのがInstagram

ぜひ、下のリンクからご覧になってみて下さいね。

 

 

 

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